「幕末恋華・花柳剣士伝」感想

本日は幕末恋華・花柳剣士伝(PS2)です。




幕末の世、花街の片隅にある道場にて暮らす少女のお話。
前作・幕末恋華新選組と同様、悲恋が嫌いな方にはおすすめできません(どう転んでも悲恋EDのキャラクターがいるため)が、好きな方にはぜひプレイしていただきたいゲームです。


システムはこれと言った不便もなく、快適に遊べました。
ですがこのゲームにおいて特筆すべきはやはりシナリオです。
時代が時代ですので超シリアスな展開が目白押しなんですが、シリアス一辺倒というわけではないのでさじ加減がちょうどいい感じ。
今作は主人公がニュートラルな立場なので倒幕にも佐幕にもなります。
仲良くやっていたはずの攻略キャラ同士で敵対することも当然ある。ですがどのキャラクターも一本筋が通っていて、安易に「和解して欲しい」とは思えないジレンマが何ともかんとも。
ここら辺は史実のこともありますが、うまいなぁと思いました。
あとサブキャラが魅力的過ぎますね。
前作キャラはもちろん、尾形や野村、石川さんに別府……他にもいますがみんな格好いいです。いや、見た目だけでなく。
目に見えませんがサブキャラにもフラグがあって、その後の生死に関わってくるのが細かいと思いました。




惜しかった点というか、ちょっとここが欲しかったなぁ、と思うところ。
主人公の出自を明言して欲しかった。
庵ルートで察することができるものの、倫自身がきちんと知るルートがあったら良かったな、と思いました。
あと前作引き継ぎはあまり追加がなくて肩すかしでした。(今作からやる方にとってはちょうどいいかな?)
でも引き継ぎでイベントが変化してしまうと、イベント回想できないのはちょっと面倒です。
そのイベント回想も、シナリオの始めから最後まで回想できると尚便利だったなーと思いました。せっかくアバンタイトル?があるのですし。





特に好きなシナリオは大石と相馬です。
少しだけネタバレ感想。

相馬肇
仲間が徐々に死んでいってしまうので、喪失感が半端ないです。
そのせいかハッピーエンドなのに切ない気がします。でもちゃんと生き残る選択をしてくれて良かった。敢えて残り、最後の幕引きまできっちりこなした相馬はすごいと思います。


大石鍬次郎
彼にとってあのラストはハッピーエンドなんでしょうね。死んだことが素直に悲しいとは思えないし、この終わりしかなかった!と言えるのになんだかやっぱり……矛盾だらけの感想でどうしようもない。
憎いのに惹かれてしまう、大石を追ってしまう倫の気持ちが伝わってきて辛いのなんの。
彼はSと見せかけてドMだと思います。



幕末という時代設定にピンときた方はぜひ。
切なくも燃える物語でした。




幕末恋華・花柳剣士伝 雅の玉手箱(限定版:CD「ドラマ+甘いボイス集」&「オリジナルカルタ」同梱)
D3PUBLISHER
2007-10-04

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